ママとこどものおうち英語

英語習得は「おうち英語」がいちばん!

【ドリル各社比較】ホームスクール中のわが家がおすすめする知育教材

昨今、幼児教育がとても話題ですよね。

2歳や3歳になったら何か始めた方がいいのかな?

学習習慣をつけるには早い方がいいのかな?

そんな悩めるパパさんママさん向けに、

  幼児ドリル各社徹底比較情報
  幼児ドリルのメリット・デメリット
  おうち英語におすすめの英語圏ドリル情報

を分かりやすくお届けしたいと思います。

 

 

こんにちは  

ブログ訪問、ありがとうございます  

運営者の ペグ です。

プロフィールはこちらからどうぞ  

 

 

幼児ドリルは何歳ごろ始めるべき?

幼児向けのお勉強は、〇歳で始めるべきなどの年齢設定は特にありません。

幼稚園や小学校などクラスでの取り組みとして行うものではなく、あくまで自主的にご家庭で行うものなので、「子どもが興味を持ったとき」「子どもがやりたいと言ったとき」が最適なタイミングなようです。

 

わが家では、わたしが机に向かっていたり新聞を読んだりしているのを見た子どもたちが、「お母さんの真似!」と言ってらくがき帳でお勉強ごっこをするようになったので、せっかくなら間違い探しなど遊び感覚でできるものをさせてみたらどうか?と取り入れてみたのがきっかけでした。

 

たとえばお絵描きが好きな子どもだったら、机に向かって何かを書くことに苦痛を感じにくいと思うので、お絵描きの延長でできるドリルを始めてみるのも良いきっかけになるでしょう。

 

幼児ドリルのメリット・デメリットは?

幼児ドリルのメリット

基本的な読み書きスキルの入門に

ドリルは少なからず文字が書いてあるものがほとんどなので、絵本などと同じく「文字を見る」から「読む」にステップアップし、次第に「書いてみたい」と思ってもらえるきっかけにもなります。

もちろん文字の読み書き前にトライできるものもたくさんあるので、シール貼りやお絵描きがテーマになったものから始めてみると良いでしょう。

 

いずれは小学校で習うことにはなるのですが、何せ日本語は覚える量が膨大。

わが家のムスコが通う公立小学校では、入学した時点で学年全員がひらがなマスター済み。半数以上がカタカナも書ける子たちだったので、ひらがなの授業はあっという間に終わってしまいました。

夏休みにはカタカナの宿題があり、2学期になるとすぐテストが。

カタカナテストが終わった翌週には、漢字も始まりました…!

ムスコはマイペース君なので、このスピード感で授業が進むと確実に置いて行かれる…!ひらがなやカタカナだけでも、就学前にマスターしておいて本当によかった

 

学習習慣が身につく

学習習慣を低年齢のうちからつけておきたい!というご家庭にもドリルは効果的。

はじめは集中力の続かない期間が続くこともあるでしょうが、1日の決まった時間をドリルタイムとして取り組むことができれば、次第に親子にとって日課となっていくでしょう。

 

わが家では、上の子が幼稚園の年長に上がったくらいから「小学校に向けて学習習慣をつけたいな」と思い始めドリルをやってみることにしましたが、楽しく始めることができたおかげで、就学後にも家で机に向かうことに違和感を感じづらくなっているように思います。

 

それでも基本は動き回って遊ぶのが好きな子なので、勉強には渋々取り組む感じではありますが(笑)少なくとも家で1秒も勉強できない!宿題やらなくて困る!ということはありません

 

小学校に向けて準備が整う

幼稚園や保育園では遊びがメインでも、小学校に入れば否応なしに勉強の日々が始まりますよね。

〇学年先取り!など意気込まずとも、小学校に向けていろんな科目に楽しく触れさせてあげるだけで、就学後のストレス要因を減らしてあげられるかもしれません。

 

幼児期からドリルに触れて「勉強とは何ぞや」を体感しておくことで、就学後に授業が始まったときとてもスムーズです。

個人差がありますが、子どもは机に向かってじっとしているだけでも一苦労。幼児期のドリル学習は、そんな小学校の予行演習としても◎なのです!

 

確かに、学校に入って何やってるのかちんぷんかんぷんよりも、知っていることが多い方がストレスは減るかも

うちの子も「これ分かる!」が自信やモチベに直結するタイプなので、ドリルでいろんな科目や出題に慣れておけたのは良かったよ

 

幼児ドリルのデメリット

自己肯定感が育たない恐れがある

子どもにとって、親の期待に応えることがドリル学習の目的になってしまった場合、親を喜ばせるためだけに問題を解き続け、自己肯定感が育たない…というケースもあるよう。

勉強は、良い点を取って親を笑顔にするためのものでもなければ、先生からの評価を上げるためのものでもありません。

勉強は、自分の将来のためにするもの。

「自分のためにする」という自己肯定感を育んであげるためには、親がドリル学習の主導権を握らないようにすることが大切です。

あくまでも子どもの自主性を尊重し、強要しないようにしましょう。

 

また、親が無理やりドリルをさせてしまうと、いつか反発するときがやってくるといいます。

酷いと、

「文字を見るのも嫌がる」
「奇声を発して暴れる」
「壁に頭を打ち付ける、自傷行為をする」

というケースも多く報告されているのだそう。

 

思考力が育たない恐れがある

ドリル学習というのは、大体決まったパターンの問題を解いていく「パターン教育」になります。

解き方や傾向を掴むことができれば機械的にサクサク答えていくだけで点数を稼げてしまうので、自分で考え開拓していく思考力が育たない恐れもあるのです。

たとえば答えの決まっている算数や漢字などはこなせても、なぞなぞやひっかけ問題、考えて答えるような問題になると突然ペンが止まってしまう…ということにも。

 

わたしも個人的に、思考力というのは勉強よりずっとずっと大切なスキルだと思っています。

勉強ができなくても、思考力や想像力、自発性で道を切り開くことはいくらでも可能だからです。

パターン化された問題を解き続けるだけでは、自分の人生をより豊かにするための力が発達するのを妨げてしまうのです。

 

遊ぶべき時間が削られてしまう

本来、子どもは遊ぶべき生き物。

子どもは遊ぶのが仕事だとよくいいますよね。

子どもにとって遊びが大事な理由は、上記でも述べた「自発性や思考力」を育てていくため。

人と関わり、されて嬉しいことや嫌なことを学んでいくのも幼児期の大切な学習の1つですよね。

その機会を勉強のために奪ってしまうことは、集団生活への適応で苦労することになるかもしれません。

そっか、ドリル学習って結局「与えられた課題をこなす」だけの、完全受け身学習だもんね。能動的、自発的に学ぶことのほうが幼児期には必要なんだね。

 

わが家で愛用中の幼児ドリルを徹底比較

それでは、わが家の子どもたちがここ数年で使ってきたドリルをご紹介していきます。

 

1冊で全科目を網羅できる「学研」

学研ドリルの特徴
  • 種類が豊富
  • いろんな科目が1冊にまとまっている
  • オールカラーで見て楽しい

 

なんといっても種類が豊富で、買っても買っても買いきれないほどでした。

他社にあまりない魅力として、「ひらがな」「さんすう」など科目ごとでなく、いろいろな科目が1冊にまとまった「まるごとこれ1冊」や「もじ・かず・ちえ」シリーズがあること。

ページをめくるたびにいろんな分野の問題に楽しいイラストとともにトライできるので、子どもが飽きずにサクサク進めることができました。

 

まるごとこれ1冊シリーズを買ってみて、その中で好きそうな科目があれば別途その科目に特化したワークを買う…という効率的な買い方ができたよ

 

 

 

 

 

年齢が上がり、小学校準備に入った頃には「毎日のドリル」シリーズを買ってみました。

幼児向けドリルよりもレベルは高いし、学校のお勉強っぽくなっているのかなと思いきや、こちらもオールカラーで見て楽しめるものでした!

なのに内容は幼児向けよりも洗練されていて、学校の授業に近いものを感じました。

 

 

 

ひねり問題が多い知能派「Z会」

Z会ドリルの特徴
  • 基礎固め+予習ができる
  • 親子で学習できる
  • ひねり問題が多い

 

通信教育で有名なZ会のドリルは、パパママの協力あって解くことのできる問題がしばしば出てくる印象。

お金や数え方など身近なトピックがテーマになっており、学んだことを日常生活でおさらいしやすい設計になっています。

わが家はお受験など全く考えていないので、同じくお勉強にそこまで力を入れないご家庭にとっては少しレベルは高めかもしれません。

ただ、このドリルに慣れて進めることができれば、就学までに小1の学習準備や基礎固めはできてしまうでしょう。

 

 

 

 

 

子どもが1番気に入った「七田式」

七田式ドリルの特徴
  • シンプルで子どもだけで取り組みやすい
  • お勉強というより、自然に考えを引き出す仕組み
  • 右脳の発達を促す問題が多い

 

「右脳開発」で有名な七田式が提供しているドリルは、他のメーカーとは違う独自の問題が印象的でした。

ただ飛び抜けて難しいというわけでもなく、むしろわが家の4歳ムスメが1番気に入っていたのがこの七田式ドリルでした。

なんといっても、1枚1枚の出題がシンプルで分かりやすい!

どこを読んで、どこに答えを書くのかが子どもでも分かるくらい簡潔に書かれているので、目を離した隙にどんどん1人で進めてしまうほどでした。

 

七田式は、七田チャイルドアカデミーという幼児教室でも有名ですよね。

チャイルドアカデミーに通うのは難しい…という方でも、気軽に七田式教育を体験できるドリルです。

大きさも小さくボリュームに欠けるものの、お値段もお手頃でトライしやすいのも特徴。

全体的に右脳の発達を促す問題が多く、「お勉強」というよりIQテストのようなイメージで、自分で考える力が育ちそうな印象を受けました。

答えの決まった問題を解いていくよりも、自分であれこれ考えて独自の答えを編み出す系の多彩なお子さんであれば、こういったタイプの七田式ドリルを気に入るのではないかと思います。

 

 

特に右脳の発達に特化した「みぎのう」というドリルもあり、難易度もそこまで高くなく楽しみながら取り組めるので、ぜひ試してみてください。

 

 

 

男女別が画期的!「KADOKAWA」

こちらのドリルはダイソーともコラボしているので、見かけたことのある方も多いのではないでしょうか。

わが家は兄と妹の2人兄妹なので、ついつい男女別になっているものは両方揃えたくなってしまい、このシリーズもたくさん買いました。

(すべて終わって処分したものもあるので、写真には女の子用の一部しか記録できませんでした)

 

この男女別シリーズのポイントは、それぞれが好きなテーマや出題方式がきれいに分かれているという点。

たとえば女の子には

  • かわいいものや赤ちゃんのような守ってあげたいものが好き
  • 大人の真似事や人間観察が好き
  • 言語能力が高い

という特徴があるそうで、それに応じた出題形式になっています。

プリンセスのティアラを探したり、かわいい動物たちと協力して解く問題など、女の子のテンションが上がる!そんな仕上がりになっているところが、他にはないポイントでしょう。

 

 

 

 

そして、男の子だと

  • 大きく動くものを目で追う
  • 興味のあることにはとことん集中する
  • 冒険やリスクを好む

という特徴のもと、恐竜や乗り物がテーマになっている問題やスーパーヒーローが進んでいく迷路など、まさに男の子が「うぉぉー--っ!」となる仕掛けがたくさん。

 

 

 

 

男女別というのは賛否両論あるかと思いますが、わが家ではそれぞれの特徴や好みに子どもたちがぴったりハマったので、結果とても効果的な学習方法になりました。

 

信頼度はピカイチ!「KUMON」

いわずと知れた公文式ドリル。

公文式教室のメソッドと同じく難易度が少しずつ少しずつ上がっていくスタイルなので、急に難しくなってモチベーションが下がるなどの機会も少ないのが特徴的です。

 

わが家では上の子が年長の学年から公文式教室に通っていますが、ドリルを見ても共通点を感じるものがあります。

まず、問題を解く前に「運筆力」を高めることに重きを置いているという点。

とにかく同じような問題を何度も何度も繰り返させるのです。

前述した、「急に難しくなることがない」というのもそのためで、とにかく済んだ問題でも何度も何度も解くページがあります。

国語であれば同じ字を何度も何度も書くことのできるページがあり、算数であればまったく同じ問題ではないにしても同等の出題が繰り返されるのです。

 

 

 

 

 

自然と同じ問題を繰り返していくうちに、いつの間にか子どもは習得してしまっている…という公文式メソッドには、ドリルであっても教室であっても脱帽です!

 

公文は小学生以降の先取り学習のイメージが強いかもしれませんが、実は「Babyくもん」という0歳児から始められる学習もあります。

そのBabyくもんを体験できるのが、公文の幼児ドリル。

教室に通うのはハードルが高い!という方でも気軽にチャレンジできるのでとてもオススメです。

こちらももちろん反復練習に力を入れているので、長い時間をかけて自然とステップアップできますよ。

 

 

 

 

巧妙に作り込まれた問題が斬新な「新興社」

わが家の子どもたち(特に幼稚園児のムスメ)は迷路が大好きだったので、このように少しひねった迷路ドリルにもトライしました。

 

公文や学研と比べるとあまりメジャーではないかもしれませんが、個人的にイラストと問題の比重がちょうどよいという印象。

子どもは遊び感覚でトライでき、でもしっかりと作り込まれた問題なので学びが多い!

子どもたちがあまりに迷路にハマるので、少し難易度を上げてこちらの「りったいめいろ」というワークを買ってみたのですが、正直かなり難しいです(笑)

紙に描いてあるのだけれど、見方としては立体として捉えながら解かなければならず、うっかりあり得ない方向へ進んでしまったりする、何枚やっても飽きない巧妙な作り。

わが家の子どもたちのように迷路が好きで、普通の迷路に飽きてしまったお子さんが居たらぜひともオススメしたい1冊です!

 

ただただテンションが上がる「学研プラス・ディズニー」

プリンセス大好きなムスメのために、ディズニー系のドリルにも挑戦したことがありました。

わが家で買ってみたのはこちらの2つ。

 

想像通り、そして期待通り、中身はキラッキラのプリンセス仕様!

プリンセス好きにはたまらない煌びやかでテンションの上がるドリルでした。

わが家ではお勉強というより、迷路や間違い探しなど「知恵」をつけるドリルを重点的に買っていましたが、このクオリティーであればひらがなやカタカナのドリルを買っても効果は抜群でしょう。

 

あくまでプリンセスと一緒に楽しく!が目的になっているようで、問題自体の難易度はやや低めで、運筆力や集中力を鍛えるところには重きを置いていない印象を受けます。

ほとんどがイラストで、その中で簡単な問題を解くことで自信につながる…というメリットは大きかったです。

 

ドリル初心者や、お勉強感を出さずにドリルに挑戦してほしいご家庭にはぴったりだと思います。

 

幼児ドリル売れ筋ランキング

Amazon, 楽天市場、Yahooショッピングの幼児ドリルの売り上げランキングがこちらです。

選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

 

【 Amazon 】

www.amazon.co.jp

 

【楽天市場】

ranking.rakuten.co.jp

 

【 Yahooショッピング 】

shopping.yahoo.co.jp

 

【番外編】おうち英語にオススメ英語ドリル

まったく土俵の違うものなので、上記の各社徹底比較には含めませんでしたが、おうち英語中のわが家で愛用している英語ドリルもご紹介していきたいと思います。

 

SCHOLASTIC

この分厚さがインパクト大!

アメリカの出版社 Scholastic 社から出ているワークブックです。

わが家で買ってみたのは、1冊で基本的な読み書きや文法、算数や理科社会の基礎が学べるこちらのシリーズ。

全てのページが子どもたちの英語レベルに合っているわけではないので、できるページから少しずつ進めています。

輸入品ワークブックの良いところは、日本のワークブックと全く違う出題形式。

与えられた問題に答えていくというより、子ども本人が問題や回答を論理的に組み立てて考えられるような仕組みになっています。

 

なるほど、アメリカの子どもたちはこういうふうにして、自分の意見を堂々と発表できる大人になっていくのね…と納得する仕上がりのワークでした

 

SCHOLASTICのワークブックで他におすすめなのが、就学までに覚えたい単語が網羅できるこちら。

幼児向けの単語を使って簡単な文章を作ったり、穴埋め問題を解いたりと、幼児のおうち英語にぴったりな内容です。

「聞く」「話す」ができるようになったらトライしたいワークだね!

 

そして、わが家でも子どもたちが小さなうちから大活躍していた Wipe-Clean(書いて消せる)タイプのドリルもおすすめです。

ホワイトボードになっているので、一般的なワークと違って何度も何度も失敗ができて、反復練習にはうってつけ。

子どもはホワイトボード大好きなので、面白がってアルファベットを書いては消し…を繰り返しているうちにいつの間にか覚えてしまうかも。

 

School Zone

1ページ1ページのボリュームが少なくトライしやすい School Zone シリーズもおすすめ。

わが家では、英語がだいぶ読めるようになってから購入してみたのですが、「読んで解く」という練習にはピッタリの難易度でした。

現地の1~2年生はこれぐらいのボキャブラリーで日常会話をこなしているのだなと、自分たちのおうち英語を進めていくにあたっての指針にもなったので、今後も子どもたちの英語力に合わせて買い足していきたいシリーズの1つです。

 

 

おわりに

今回は、ホームスクーリングを導入し始めたわが家で活躍している(していた)ドリルを一挙大公開してみました。

各社独自の出題形式や、イラストと文字の比重、保護者への寄り添いなどそれぞれの特色が見られ、総合的に子どもたちは飽きずに楽しめています。

 

個人的な話になりますが、わが家の子どもたちは国語や算数など「ザ・お勉強」というよりも、「めいろ」「ちえ」「こんなときどうする」という系統の、日常生活でもよく考えるテーマが題材となったドリルを好み、それが思考力や想像力に直結している気がしました。

 

幼児ドリルを検討するみなさんの参考になればと思います。