これからの時代は英語!と思っていても、インターは経済的に厳しいし、週1の英会話教室に行っても効果があるのか…
そうお悩みのパパママに、この記事でご紹介したいのが「おうち英語」という新たな試み。
「おうち」で「英語」といっても、自宅でパパママがお子さんに英語を教えるというものではありません。
実はおうち英語って、パパママが英語ネイティブじゃなくても、英語が得意じゃなくても気軽にサクッと始めることができて、しかも続けていけば確実に効果が出る英語育児の方法なんです。
おうち英語は、「これをやらなければいけない」「このレベルまで達しなければいけない」という縛りのない、英語育児のいわば「自由形」。
それぞれのご家庭でオリジナルのおうち英語を作り出すことができるんです!
この記事では、そのやり方について1から丁寧にご説明していきます。
こんにちは
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おうち英語のやり方その1:英語動画を見る
英語動画は、Youtubeなどを利用してお金をかけずに英語のインプットができる便利な方法の1つ。
お子さんの英語力や興味・関心に合わせてテーマやジャンルを選び楽しむことができます。
0歳~1歳のまだ言葉を発しないお子さんには、歌やメロディー、キャラクターの動きで心を掴む英語の歌がおすすめ。
少しずつ言葉が出てくる2歳~3歳のお子さんは、上記の歌動画にストーリー要素をプラスして飽きないように工夫してみましょう。
おうち英語をスタートするには少しハードルが上がってくる4歳~5歳のお子さんには、「英語だからつまらない」と思わせない、言葉の壁を超えて楽しめるコンテンツ選びを。
おうち英語でまず始めるべきことはインプット。
言語習得の基本中の基本であり、インプットをしなければ次のステップには進めないくらい、英語力の土台作りに必要不可欠な取り組みです。
そんな大事なインプット作業も、英語でなら楽しくトライできますね。
まだ言葉を理解できない赤ちゃんに向かって話しかけ、言葉のシャワーを浴びせるのと一緒。言語習得はとにかく膨大な量の音をインプットすることから始めましょう。
英語動画についてはこちらの記事でご紹介しています。
わが家のおうち英語で活躍してきた数々の英語動画から抜粋したラインナップで、ここから選んでいただければ間違いない!というものをまとめました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
www.english-for-mamatokodomo.com
おうち英語のやり方その2:英語で語りかけ
少しでも英語経験のあるパパママだったら、語りかけがおすすめ。
1日数分でも、数回のラリーからでも良いので英語の語りかけややりとりを増やしていくことで、少しずつ英語に慣れ親しむことができます。
Good morning!
Are you hungry?
Let's go play!
こんなふうにパパママに発音しやすく、お子さんに聞こえやすく、そして使う頻度の高い言葉を選んで、ぜひ語りかけにチャレンジしてみてください。
驚くほど自然に、コミュニケーションツールとしての英語が染み付いていくのを感じられるはずです。
おうち英語にはこんなに方法がある
おうち英語は英語育児の自由形だと冒頭でお話しましたが、言葉通りたくさんの方法があり、組み合わせ方も様々なんです。
インター × おうち英語タイプ
インターやプリスクール、英会話教室でプロの力を借りつつ、帰宅してからはおうち英語…という方法をとっているご家庭も意外と多いです。
メリット:強力なプロの力
やはり資格を持ったプロに指導をしてもらえるという点は大きいです。
インターやプリスクールといっても場所によっては先生がノンネイティブだったり日本人だったりしますが、教えることに関しては専門家の方々。
パパママに英語力の自信がなくても安心してお任せできるでしょう。
そして帰宅後もおうち英語を実践するとなれば、スクールで習ってきたことの復習にもなって、習得率もアップ。
セミリンガル化を防ぐために、日本語を学ぶ時間と場所は確保する必要があります。
デメリット:高コスト
習いごと自体、中身に悪いことはないと思いますが、しいて言うならコストが高いという点はデメリットになるでしょう。
年間の平均費用だけ見てみても、これだけの差があります。
保育園 |
30万円 ⇒ 2019年より無償化 |
---|---|
幼稚園 |
72万円 ⇒ 2019年より無償化 |
プリスクール |
183万円 ⇒ 169万〜219万 |
保育園、幼稚園は無償化になったけど、プリスクールは一部補助を受けられる以外はほとんど変わらないね。共働き世帯は年間約44万円の補助金をもらえるけど、それを差し引いてもこんなにかかるんだ…
経済的にも余裕が必要なインターやプリスクールの利用。
誰でも気軽に!というわけにはいかないのが実情なのです。
教材 × おうち英語タイプ
パパママが自宅でお勉強を見れる場合、教材を用いながらおうち英語をするご家庭もあります。
もしくはわが家のように子どもが学習する年齢に達しており、読み書きに支障がなくなってくると教材を取り入れやすくなります。
わが家ではこちらの英語無料教材を愛用しています。
メリット:気軽に始めやすく続けやすい
習いごとのように時間が決まっているわけではなく、送迎も不要なので、それぞれのご家庭のペースで続けやすいという点があります。
子どもが気乗りしなければやらないという選択も自由。
パパママもお子さんも気持ち的にはとても気楽に始められるのではないでしょうか。
そして、前の項目でご紹介したインターやプリスクールと比較しても、やはり割安で済むのが教材の魅力でもあります。
定番どころの教材を比較してみるとこんな感じです。
ディズニー英語システム | 912,000円(パッケージ購入) |
---|---|
こどもちゃれんじEnglish | 17,280円(年間) |
ワールドワイドキッズイングリッシュ | 46,800円(年間) |
パルキッズ(プリスクーラー) | 32,500円(年間) |
さすがのディズニーは飛び抜けて高額ですが、インターやプリスクールに通わせる余裕はない…というご家庭でも手を付けやすい価格設定になっているものが多いですね。
デメリット:中途半端になる可能性あり
教材×おうち英語タイプは気楽に続けやすいという反面、パパママや子どもの意欲次第で中途半端になってしまう可能性もあります。
1日何ページやるのか、何時間やるのか、ルールも家庭それぞれ。
破ってもペナルティがあるわけでもなく、そのうちやらなくなってしまった…というパターンも非常に多くみられます。
払えない額とはいえお金を払って教材を購入しているので、無駄になってしまうのはもったいないですよね。
そうならないためにも、教材のテーマになっているキャラクターをお子さんが好きかどうかを基準にするのはもちろん、一度お試しセットなどを注文してみて、しばらく様子を見てみることをおすすめします。
最初の数日~数週間は物珍しさで食いつくと思うので、できるだけ長期間お試し教材を使用してみた方が良いです。お試し教材の手応えがあって実際に契約した頃には飽きていた…というケースも多いんですよ。
おうち英語オンリータイプ
そして、わが家が該当するのがおうち英語オンリータイプ。
なるべくお金をかけたくない
英語育児のガチ勢ではない
パパママも英語が好きで、一緒に楽しめる
もしこういう英語好きなパパママだったら、おうち英語オンリータイプもおすすめ。
パパママと一緒に英語を使っていくことで、数えきれないほどのメリットがあるんです。
メリット:ほとんど無料なのに効果は抜群
おうち英語オンリーということで、ほとんど費用はかからないんです。
英語動画もYoutubeで十分ですし、絵本だって図書館で借りれば無料。
何気ない日常生活の中に英語が転がっている…というライフスタイルなので、慣れてくればパパママにとってもお子さんにとっても英語に違和感を感じづらくなり、着々と英語力が伸び続けるという、トライしないと損!な方法なんです。
わたしが英語育児にお金をかけたくなかったのは、払ったお金に見合ったリターンを期待し、無意識に子どもに対して義務感やプレッシャーをかけてしまうのではないかと思ったから。
でもおうち英語だけなら何も代償を支払わないので、かかる圧が違う!
おうち英語を続けてきて、しみじみ感じる点です。
デメリット:保証がない
プロの力はおろか、教材の力すら借りないおうち英語オンリータイプ。
英語力がつく保証がどこにもなく、方法もすべてパパママ次第になってくるので、熱意と意欲が燃料になってきます。
おうち英語のみでも、都度適切な方法を選ぶことができればある程度の英語力はつきます。
しかし、パパママが思っている以上に子どもは英語力をつけていきます。
いずれはパパママを追い抜き、おうち英語ではまかなえなくなってくると思うので、そうなったときには英会話教室をプラスしてみるとか、オンライン英会話を始めてみるとか、また新たな方法にシフトすると尚良いでしょう。
オンライン英会話に関する記事は、こちらを参考にしてみてください。
おわりに
英語が苦手なパパママでも気軽に始められる「おうち英語」。
思ったより簡単に始められるじゃん…と感じていただけたのではないでしょうか。
自由で何の縛りもないおうち英語だからこそ、それぞれの家庭で色を出しながらゆるく楽しく続けられる方法を作り上げていきましょう!