英語が母国語でないわたしたちにとって、おうち英語は疲れるもの。
「おうち英語は"継続"しないと意味がない」
「少しでも間を空けたらすぐに忘れてしまうから、意地でも続けなきゃ」
そんなふうに思っているパパママ、頑張りすぎるのはほどほどにして、少しお休みしちゃいましょう!
- おうち英語をお休みしたいときに気をつけるべきこと
- パパママのお休みの仕方
- お子さんのお休みの仕方
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「おうち英語は疲れるもの」と覚悟しておこう
わたしたちノンネイティブがするおうち英語は、ほぼ100%の家庭で疲れが出てくるものだと思っています。
だって、
第2言語としてしか英語を知らない日本人が
英語がほぼまったく話されない日本という国で
プロの力も借りずに、パパママだけで
こんな厳しい条件下で子どもと英語に取り組むのですから、「もう無理かも、やめたい」という時期があって当然なんです。
ゆる~くやっていても、「効果あるのかも分からないし、疲れてきちゃったな」と感じるパパママも多いでしょうし、お子さんが全然乗り気じゃなくて共倒れ…なんてケースも少なくありません。
しんどくなったら、この記事を読んでおうち英語の上手な休みかたを覚えていきましょう。
きっとそれが、今後もおうち英語を続けられる方法の1つになっていくはずです。
実はおうち英語って休んでも大丈夫
おうち英語は継続が命!ってよく言うけど、休んじゃって大丈夫?
そんなふうに不安になるパパママも多いと思いますが、おうち英語はお休みしても大丈夫なんです!
ただ、お休みしている間にも気をつけたいことがいくつかあります。
逆にこれさえできていれば、少しの間おうち英語から離れても問題はないんです。
これさえやっとけばOKなこととは?一緒に見ていきましょう!
おうち英語を休むときに気をつけたいこと
おうち英語をお休みする間に気をつけたいポイントは2つ。
日常生活での英語を"ゼロ"にしないこと
パパママかお子さん、お休みしたい方の英語環境だけを緩めてあとは通常運転
おうち英語をお休みするといっても、完全に英語を遮断した生活に切り替えるわけではありません。
あくまで、パパママもしくはお子さんがものすごくエネルギーを使うような取り組みだけを外して、あとはなるべくこれまで通りにする…という休み方を心がけましょう。
英語がまったくゼロの生活が長く続くと、悲しいかなせっかく習得した英語はあれよあれよと頭から抜けていってしまうんです。
おうち英語をお休みしている間も、かけ流しやBGMとして英語を聴かせることは可能な限り継続していきましょう。
無意識でも良いので英語が耳に入り続ければ、これまで取り組んできた「日常化」「習慣化」が継続されることになり、お休みの影響をほとんど受けません。
子どもが全然聴いていなくても、音量が小さくても、ガヤガヤしていても、画面を見ていなくても大丈夫。
「BGMとして脳は聴いているかな」ぐらい軽く考えて、かけ流しておいてみましょう。
そして、壁にアルファベットのポスターを貼ったり、タンスやおもちゃ箱のラベルを英語にしたり、さりげなく日常に英語を散りばめているご家庭も多いと思います。
そういったものは、可能な限り残すようにしてください。
万が一子どもがそれを見るのも嫌がっていたら、それは外して大丈夫。
無理のない範囲で、日常に英語を存在させておきましょう。
お風呂に貼ってある英語ポスターで遊ぶ習慣がついていたりしたら、拒否感のない程度の英語は残しておこう
パパママがおうち英語を休みたいとき
パパママが意欲的なあまりおうち英語に疲れてしまった場合の休み方については、
なるべくお子さんに悟られないように
お子さん側の取り組みは普段通りに
2つのポイントを意識してみましょう。
ポイント1:なるべくお子さんに悟られないように
お子さんに正直に「英語疲れちゃったからお休みしているんだ」と伝える方法もありますが、わたしとしてはなるべく悟られないようにするほうが後々良いかなと考えました。
どうしてかというと、パパママにとっては「ちょっと疲れたから休憩」「でも長く継続しなければいけないので、いずれ再開する予定」というつもりのお休みでも、子どもがそれを知ったら「もうやらなくていいんだ!」と極端なとらえ方をされてしまうおそれがあるから。
せっかくおうち英語が軌道に乗ってきているなら、なるべくモチベーションを維持したままゆる~く続けていきたいですよね。
お子さんに隠れてこっそり休憩することをおすすめします。
ポイント2:お子さん側の取り組みは普段通りに
パパママがエネルギーや体力をものすごく消費するような取り組みだけを一旦ストップし、お子さんの取り組みはなるべく普段通りになるよう心がけましょう。
英語の動画を見たり、ワークをやったり、字が読める子は絵本を読んだり…お子さん主体でできる取り組みはなるべく続けてもらう。
これだけでもだいぶ効果は持続します。
先ほども言ったように、こっそりお休みするイメージですね。
お子さんがおうち英語を休みたいとき
お子さんの英語イヤイヤ期というのは、かなりの確率で訪れると言われています。
パパママは自分のことだから臨機応変に対応できても、お子さん側が嫌がるとなるとますます困ってしまいますよね。
そんなときでも上手にお休み期間を設ける方法はあります。
ポイント1:嫌がる取り組み以外は継続しよう
まず、お子さんの英語イヤイヤが「何」に対して発症しているのか考えましょう。
英語の動画を見るのがイヤかな?語りかけがイヤかな?ワークがイヤかな?
そして、お子さんが拒否反応を示す取り組みを絞り込んでお休みするかたちを取りましょう。
(もし全部を嫌がっているようなら、ひとまず能動的な取り組みは全部ストップしてしまっても大丈夫です。)
かけ流しやBGMとなる英語は流しておいたり、英語のポスターはそのまま貼りっぱなしにしておくことなど、インプットに徹する形でさりげなく英語を日常に残しておいてみてください。
ポイント2:英語そのものを嫌がっているか考えよう
お子さんが嫌がっているのが、英語そのものなのか?それとも特定の取り組みだけなのか?も気をつけて見ていきましょう。
もし後者なら、取り組み内容を見直すことで拒否反応も薄れるかもしれません。
前者の場合、何らかの理由で「もう英語を聞きたくない、見たくもない」という状態になってしまっているかもしれないので、すべての取り組みを一旦お休みすることをおすすめします。
そして、次のポイント3に進んでみてください。
ポイント3:さりげなく再開を試みよう
お子さんの英語イヤイヤ期がどれくらい続くのか、誰にも分かりません。
だからこそ、タイミングを見ながら少~しずつ少~しずつ再開する方向に持っていってみるという試みがとても大切になってきます。
もしかすると、ちょっと英語を聴くのが疲れてしまっただけかもしれない。
そうしたら1~2週間で徐々に語りかけを復活させてみると、すんなりとまた応答してくれるようになるかもしれませんし、しばらく自分の好きなことに熱中したい…というようであれば、すでにご紹介したように潜在的インプットだけを続けながら、1ヶ月後くらいに少しずつ戻せるかもしれません。
家庭内で使う英語の量を少しずつ少しずつ増やしてみたり、かけ流しの動画やBGMを長めにしてみたり。
お子さんの性格やイヤイヤの度合いにもよりますので、家庭内で様子を見ながら負荷の少ないやり方で戻してみてください。
おわりに
こんなふうに、子どもが英語イヤイヤ期を発症したときにも柔軟に対応できるのがおうち英語の魅力でもあります。
インターや習いごとでこのようなことが起きると逃げ道がなくなってしまうこともありますし、何より高いお金を払っているのに効果が薄れそうでモヤモヤ…
でもおうち英語ならほとんどお金をかけなくてもできるので、パパママが疲れてしまっても、お子さんが英語を嫌がっても、家庭内で様子を見ながら休んだり再開したりできる。
そしてそれが、細く長く継続していく何よりのコツでもあるんです。
普段からおうち英語を頑張っているパパママですから、少しの間お休みすることで
「この取り組みがストレスだったのかもしれない」
「もっとこうすれば気が楽かもしれない」
「うちの子にはこっちのやり方の方が合ってるかもしれない」
という振り返り期間にもなるかもしれません。
それがさらにおうち英語を好転させてくれることを祈っています。