ママとこどものおうち英語

英語習得は「おうち英語」がいちばん!

【英語で子育て】おうちで英語を「日常化」するシンプルな方法

 

英語で子育てなんてネイティブにしか無理だと思っていませんか?

 

実は、「英語で子育て」って

その言葉の響きほど難しいものではないんです!

 

わが家の子ども達は、純ジャパの両親のもとで

英語の習いごと一切なしにもかかわらず、立派な英語話者に育っています。

その秘訣は、英語を日常化していること。

ノンネイティブのわたしがどのようにして英語を日常化し、

子ども達を英語話者に育てているのか?

その方法について赤裸々にお話していきたいと思います。

 

 

こんにちは  

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英語の「日常化」とは  

英語で子育てをするのに最も大事なことは「日常化」。

当ブログでもよく「小さなことを細く長く続けよう」とお話していますが、まさに細く長く続けることこそ「日常化」と同義語なんです。

 

英語を日常化するのに効果のある取り組みは、

  英語の動画を日常的に観る
  英語の絵本を読み聞かせする
  英語で語りかけをする
  家の物に英語のラベルを貼る

といったもの。

 

一見ハードルが高いように思えるのですが、実はやり方を選べさえすれば英語が苦手なパパママでも今すぐにでも始められるんです。

おうち英語では、完璧な英語育児をする必要はありません。

それぞれのご家庭でできることから始めてみましょう! 

 

英語の日常化をする3つの心得

英語の日常化をするにあたって、パパママに意識しておいていただきたいこと。

  1. 英語を「特別な言葉」だと感じさせないこと
  2. 英語を「日常的に耳に入る言葉」だと思ってもらうこと
  3. 親の英語力よりも熱意を大事にすること

この3つを常に意識していただければ、日本で生活していたら到底到達しないであろう膨大な時間をおうち英語タイムとして過ごすことができます。

 

おうち英語では「どんな取り組みをするか」よりも「どんな意識を持つか」に重点を置くと、子どもにとって英語が特別なものにならず、スムーズに生活に溶け込んでくれるよ

 

1. 英語を「特別」だと感じさせない

日本人は英語に対して苦手意識が強すぎるあまり、無意識のうちに「英語=特別な言葉」という印象を持ってしまっていますよね。

大人が抱くそういったイメージが子どもの思考にも伝染し、「英語しゃべれたらすごいんだ」「英語って異国の言葉だな」という印象を抱いたまま年齢を重ねていきます。

気づいたときには、「日本人なのに英語の発音うまくてウケる」と冷ややかな目で見てしまうようになったり、「日本にいるなら英語なんて喋れなくて大丈夫!」と最初から諦めるようになってしまうかもしれません。

そうなってしまうと、もはや英語を習得するどころではなくなってしまうんです。

 

というわけで、こうなる前に英語を「日常化」してしまいましょう!

 

たとえば、英語の歌やアニメを日常的に見ることで、子どもに「自分たちの使っている言葉とは違うけど、こういう言葉もあるのか」と自然に認識できる機会を与えることができます。

もちろん、ただ適当に英語動画をかけ流しておくだけでうまくいくわけではありませんので、こちらのかけ流しについての記事を参考にしてみてください。

 

2. 英語を「日常的な言葉」だと思ってもらう

前の項目で、英語を特別な言葉だと感じさせないことの重要さをお話しましたが、次はさらにもう一歩踏み込んで「日常的な言葉」だと思ってもらえるように意識してみましょう。

「英語という言葉があるみたいだけど、自分は日本に住んでいるから使わないし」と無意識のうちに排除してしまわないよう、日本にいても英語を使う機会をたくさん与えてあげてください。

そうすることで、英語は国際共通語だということ、日本にいても英語は必要だということが自然と伝わりやすくなります。

 

はじめは週に1度でも良いので、英語動画を見たり英語絵本の読み聞かせをしたり、英語に自信のあるパパママは積極的に語りかけをしたり…

少しずつ日常生活に英語が転がっている環境を作り上げていきましょう。

時々膨大な時間を確保して英語を読んだり聞いたりしても、効果はほぼゼロ。

それよりも、数十分の取り組みを毎日続けるほうが何倍も効果的です。

  

 

 

 

 

3. 親の英語力よりも熱意を大事にする

おうち英語をするには「親の英語力」がマストだと考えられがちですが、実は違うということをご存知でしたか?

親に英語力があっても、英語を使って育児ができるかどうかはまったく別の話なんです。

親が英語ネイティブだったら英語で育児をするのが普通かもしれませんが、英語力があっても母国語が日本語だったら、同じように英語で子育てをするというのは次元が違います。

 

英語を話すことに100%心地よさを感じていない限り、いくら英語力が高くても母国語の方が楽に決まってるよね。それでおうち英語をやめてしまう人も少なくないよ。

 

英語力:あった方がいいかも
熱意:絶対に必要

 

まさにこんなイメージでおうち英語を考えていただければと思います。

英語力がなくても、大事なのは熱意!

パパママが英語にしがみついていることができれば、子どもの年齢が低ければ低いほど育つ環境は英語に満ち溢れることになり、それが自ずと「日常」になっていくわけです。

 

おうち英語は、ネイティブにも引けを取らないペラペラなバイリンガルを目指すものではありません。

それでも、お子さんが大きくなったときに「英語は小さい頃から読んだり聞いたりしていたからそれなりに分かるよ」

こんなふうに思ってもらえる姿がイメージできますよね。

こんな世の中で、ペラペラにならなくて大丈夫!?と不安なパパママ、一度こちらの記事を読んでみていただきたいです。

www.english-for-mamatokodomo.com

 

英語の日常化に使える便利フレーズ

英語の語りかけにトライしたいパパママ向けに、使えるフレーズを集めてみました。

  1日に何回も何回も口にする
  言いすく、聞き取りやすい

というのがフレーズ選びのポイントです!

この中のいくつかだけでも良いので、少しずつ日常生活に取り入れてみてください。

 

いつでもどこでも!褒め言葉

褒め言葉は、おうち英語に必要不可欠。

褒められて気を悪くする子どもはいませんし、英語は褒め言葉やポジティブなニュアンスの言葉がたくさんあります。

英語イヤイヤ期のお子さんにも褒め言葉は効果絶大なので、「英語=褒め言葉」と思ってしまうくらいの勢いで、とにかく褒め言葉から覚えていってもいいかもしれません。

 

日常的に使いやすい褒め言葉は…

  Perfect!(カンペキ!)
  You did great!(がんばった!よくやった!)
  I'm so pround of you!(さすが~!)
  You're smart!(頭いい~!)
  You know well!(よく知ってるね)

 

これらの褒め言葉と一緒に、High Five!(ハイタッチ)を習慣づけるとより英会話が盛り上がって、お子さんに「英会話って賑やかで楽しいな」と思ってもらえるきっかけになるかもしれません。

 

兄弟やお友達と一緒に使えるフレーズ

おうち英語友達や兄弟と一緒に使える英語を知っておくと、「英語を使って同年代の子と遊ぶ」というおうち英語とは少し違う経験もできます。

 

  Be nice!(優しくしてね!)
  Take turns.(じゅんばんこね)
  Wait for your turn.(順番だから待って)
  Stop fighting!(ケンカしないの!)
  Why are you guys fighting?(どうしてケンカになったの?)
  What are you guys fighting over?(何を取りっこしてるの?)
  Why don't you swap your toys?(おもちゃ交換してみたら?)
  Share it with your friends.(お友達と一緒に使ってね)
  You can go ask for his/her toy.(お友達に、おもちゃ貸してって自分で言ってきな)

 

パパママとお子さんだけではなかなか使う機会のない英語ばかりだけれど、兄弟やお友達とならよくあるやりとりですよね。

もし機会があったら、積極的に使ってみてください。

 

 

 

 

 

基本的なしつけに使えるフレーズ

おうち英語でパパママが使いやすい、しつけ系の表現です。

 

  Sit up straight.(まっすぐ座ってね)
  Stop playing when you eat.(食事中は遊ばないよ)
  It's cleanup time!(お片付けの時間だよ!)
  Look! Now the room is so clean!(見て!お部屋きれいになった!)
  Can you keep your shoes together please?(靴、揃えてくれる?)

 

単語を入れ替えるだけ!応用フレーズ

決まったフレーズを覚えて使い回すのもいいけれど、慣れてきたら少しずつ応用してバリエーションを増やしたい!

そんなパパママのための、単語を入れ替えるだけのフレーズです。

文の中のほんの一部分を入れ替えるだけでいろんな場面で使い回せるので、語りかけにぴったり!

 

  Let's play with ○○!(○○で遊ぼう!)
  Put back ○○ please.(○○を片付けてくれる?/戻してくれる?)
  You are good at ○○ing!(○○するの上手だね!)
  I like your ○○!(あなたの○○(洋服や髪型など)ステキ!)
  Can you bring ○○ please?(○○を持ってきてもらえる?)
  We used up ○○.(○○を使い切っちゃった)
  We are out of ○○(○○がもうないや)
  Let's swing by ○○.(○○に寄っていこう)

 

英語の日常化に使える動画  

日常的に使う言葉は、英語動画で楽しくインプットすることができます。

語りかけはまだ難しい…というパパママでも気軽にトライしやすいのが英語動画。

英語動画は「歌を聴いたり映像を見たりしながら一緒に身体を動かす」という、言語習得に絶大な効果をもたらす一連の動きをすることができるので、とくに歌やダンスが好きな1~3歳くらいのお子さんにぴったりな取り組みになります。

 

まずは歌で楽しく

 

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このように、元気に身体を動かす動画から始めてみることをおすすめします。

ただ座って歌を聴いているよりも、一緒に歌って踊れるというのがポイント。

どんな動きのときに、どんな歌詞が聴こえるかな?を意識してみてください。

楽しむことができれば、とりあえず上でご紹介した2曲をお子さんは完璧に覚えると思いますよ。

これらの動画は、Super Simple Songs というYoutubeチャンネルのものです。

 

1歳半でおうち英語をスタートしたムスメが初めて覚えた言葉は「ワンワン」でも「ママ」でもなく、「I'm full(お腹いっぱい)」でした。

実はそれも、歌と身体の動きをリンクさせた取り組みあってこそ。

ムスメが「I'm full」という熟語を覚えたのは、こちらの歌がきっかけでした。

 

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この歌を聴きながら、hungry(空腹) と full(満腹)の概念を身につけていき、何度も繰り返し聴いているうちに I'm full という言葉が口から出てきたのでしょう。

 

ストーリー動画でリアルな英語を体感!

歌よりもお話系の方が好きなお子さんや、そろそろストーリー要素のある動画にステップアップしたいというご家庭向けにぴったりなのが、STEVE AND MAGGIE というイギリス英語のYoutubeチャンネル。

日常生活で起こるハプニングをコミカルに描いていて、ユーモアたっぷりの子ども向け動画。

変顔あり、いたずらあり、子どもの爆笑を誘う仕掛けがいっぱい!

日常生活がテーマになっている動画をいくつかピックアップしてみますので、ぜひ一度見てみてくださいね。

 

www.youtube.com

 

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おわりに

英語の日常化は、英会話や英語の読み聞かせができなくてもトライできるとっても気軽なもの。

パパママの英語苦手意識をお子さんに悟られないようにしながら、とにかく積極的に英語を出していく、使う、日常化する!

英語を日常化した生活を数ヶ月でも続ければきっとお子さんは英語に慣れ始め、数年も続ければパパママと同じように英語を使うようになるでしょう。