ママとこどものおうち英語

英語習得は「おうち英語」がいちばん!

おうち英語は【ポジティブ表現】で成功する!毎日使いたい簡単フレーズ

おうち英語に、英語ならではのポジティブな言葉を活用することはマストです。

なぜかというと、子どもに前向きな言葉をかけるということはおうち英語に関するほぼすべてのお悩みを解決するパワーがあるから。

騙されたと思って、英語ならではのポジティブ表現を使ってみませんか?

 

 

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英語にはポジティブ表現がたくさん

英語は、日本語と比べてポジティブな表現に溢れた言語です。

言葉自体に直球な表現が多く、褒め言葉として伝わりやすいというのもありますが、最も大きな違いは文化なのではないかと思います。

 

わたしが実際にかけてもらった言葉で、心に残っている大好きなポジティブ英語をご紹介します。  

  It’s not the end of the world.(世界が終わるわけじゃないんだから)
  That's how it goes.(そんなもんよ)
  Everything’s gonna be alright.(全部うまくいくよ)
  Don’t let anyone get you down.(誰かのせいで落ち込まないで)
  Give it a shot.(とりあえずやってみな)
  I will be here for you.(いつもそばにいるよ)
  Believe in yourself.(自分を信じて)
  Your efforts will always pay off.(努力は必ず報われる)
  Every clouds has a silver lining.(不幸な出来事も、思いがけずプラスに動くことがある)
  You’ll get over it.(絶対乗り越えられる)
  Better late than never.(遅くても、何もしないよりマシじゃん)
  There’s always next time.(いつだって次がある)

 

日本語にするとセリフっぽくなってしまうような、照れくさくて誰も言わないような言葉でも、英語だとサラッと言えるしサラッと受け止められる…とても不思議な言葉の文化です。

 

ポジティブな言葉を使うメリット

おうち英語で「ポジティブな言葉」を使うことがどうして成功の秘訣なのか?

とてもシンプルですが、3つの大きな効果があるからです。

  1. 英語に対して好意を持ってもらえる
  2. 自分を英語を使いたいと思ってもらえる
  3. 日本語よりも褒め言葉が定着しやすい

 

英語に対して好意を持ってもらえる

おうち英語を始めるにあたって、「続けられるかな」「嫌にならないかな」と不安なパパママ、そして「英語難しいな」と感じているお子さん双方にハッピーな効果をもたらしてくれるのが、褒め言葉などのポジティブ表現。

おうち英語でポジティブな表現を使うことで、お子さんに自然と「英語は前向きな言語だなぁ」と感じてもらえます。

 

当ブログではよく英語の日常化が大切だとお話していますが、まずはポジティブな声掛けだけ英語にすることから始めても良いくらい、メリットは大きいのです。

英語で受け答えができたり、英語で話しかけてくれたり、英語関係のことだけを褒めるのではなく、日常生活あらゆる場面で褒めて褒めて褒めまくりましょう!

「英語といったらポジティブな言葉」とお子さんに思ってもらって結構!

そうすれば、少なくとも英語に対してマイナスな印象は抱きにくくなりますよね。

 

自分も英語を使いたいと思ってもらえる

そして、パパママから英語でたくさん褒めてもらったり、ポジティブな声掛けをしてもらったお子さんが次に興味が湧くこと。

それは「自分も同じ英語を話してみたい」という気持ち。

パパママから「大好き」とたくさん言ってもらえている子はパパママにも同じ言葉を返すでしょうし、パパママの言葉をそのまま覚えるといっても過言ではありませんよね。

 

Good! You did it! I'm so happy! こういう明るくハッピーな英語をたくさん聞いている子どもは、自然と口から同じ言葉が出るようになってきます。

英語という言語の特色を思いきり活用してみましょう。

 

日本語よりも誉め言葉が定着しやすい

英語の褒め言葉やポジティブ表現を和訳すると劇中のセリフのようなニュアンスになってしまい、言葉にすることに抵抗があるものも多いですよね。

そもそも日本文化自体にあまり堂々と褒める習慣がなかったり、褒めまくる家庭で育っていない限り、子どもをべた褒めすることも照れ臭かったり。

 

しかし、英語の褒め言葉やポジティブ表現はとっても自然。

和訳したときみたいに違和感もなく、実際に英語圏の人たちがサラッと言い合う、まさに日常会話なんです。

 

人に会って開口一番「I like your shirt!(その服ステキ!)」なんて日本ではあまり習慣づいていないかもしれませんが、英語圏では挨拶がわりに褒めることもあるくらい定番表現なんです!

 

 

 

 

 

おうち英語で使える簡単褒め言葉

おうち英語でも取り入れやすい簡単な褒め言葉をご紹介します。

育児は大変ですが、朝から晩まで子どもを見ていると褒めるところはたくさんありますよね。

小さいことでも、褒めるようなことじゃなくてもOK!

褒め言葉の効果があるかどうかは、お子さんの表情を見ていれば分かるはずです。

 

成功を喜ぶ褒め言葉

  You did it!(やったね!)
  I'm so proud of you.(あなたを誇りに思う!)
  Hurrah!(バンザイ!)
  Great job!(よくやった!)
  You made it!(できたね!)
  Well done!(よくできました)

 

喜びを分かち合う褒め言葉

  High five!(ハイタッチ!)
  Give me high five!(ハイタッチしよう!)
  We made it!(できたね!)
  We did it!(やったね!)
  Yay!(イェーイ!)

 

大健闘だったときの褒め言葉

  You did great.(よくやったよ)
  You did(tried) your best.(ベストを尽くしたね)
  You worked hard.(頑張ったね)
  You almost did it!(ほとんどできてたよ)

 

 

 

 

 

おうち英語で使える簡単励まし言葉

褒めるシチュエーションじゃなくてもポジティブ表現は使い道があります。

英語自体が前向きな気持ちを促してくれる言語なので、成功していなくてもポジティブな言葉をかけてあげることができるんです。

どんなときもポジティブな声掛けをすることで、パパママとお子さんの気持ちやその場の雰囲気自体もハッピーで明るくなりますよ!

 

「頑張れ!!」と鼓舞したい励まし言葉

  Go for it!(頑張れ!行け~!)
  You can do it!(できるよ!)
  Try your best! / Do your best!(やり切って!)
  Keep going!(その調子!)
  Good luck.(健闘を祈る!)

 

日本語ではよく「ファイト~!」と言いますが、英語だとまったく違う意味になってしまうので注意してください。

実はこの「ファイト」という英語、英語を直訳すると「戦う」になり、「Fight!」というのは「戦え!」「戦闘開始!」のような掛け声に聞こえてしまうんです。

 

「あと一息!!」というときの励まし言葉

  Hang in there!(もうひと踏ん張り!)
  Keep going!(そのまま!)

 

どうして英語はポジティブ表現が多いのか

どうして英語はポジティブに聞こえやすいのか?

わたしがカナダ留学をしていた頃の友人たちとディスカッションしてみました。

 

答えてくれたのは、 

  中国ルーツ・カナダ在住
  ベトナムルーツ・カナダ在住
  香港ルーツ・カナダ在住
  アメリカ人・アメリカ在住
  メキシコ人・メキシコ在住
  ドイツルーツ・カナダ在住
  クロアチアルーツ・カナダ在住
  日本人・日本在住

世界中の友人、そしてかつての恩師たち。 

 

みんなこのテーマに興味を持ってくれたみたいで、いろいろな考えや意見を聞くことができました

  

アジア人の見解

アジアルーツの友人が口をそろえて言うのが、 日本語がネガティブなんじゃなくて、アジアの言語全体がそういう風潮だということ。

育児においても、欧米のポジティブな声掛けとは真逆でアジアの親は子どもに厳しくしがち。 "ほとんどできてた!"じゃなくて"もう少しでできたのに"という言い方をしてしまうのも、それをバネに這い上がってほしいという気持ちから。

アジア全体がそうだから、きっとアジア人の遺伝子に組み込まれた考えなのではないかと、香港ルーツの友人は言っていました。

わたしを含め、アジアの友人たちは自分たちもそういう両親に育てられたとのことなので、アジア人の遺伝子説は有力ですね。

 

アメリカ人の見解

そして2人の娘さんを育てるアメリカ人の友人は、子ども達に「すごい!」「素晴らしい!」「さすが我が娘!」という言葉を1日に何度も何度もかけるとのこと。

むしろポジティブな言葉以外は言わないというか、ネガティブな言葉があまり思い浮かばないのだとか。

子ども達が失敗したら、それを反省させたり責めたりするのではなく、失敗を受け入れて次に進むことを教えてあげればいいだけ。

失敗を恐れるような言葉は絶対にかけないとのことでした。

 

このような前向きな考え方、わたしたちも頭では分かっていることが多いと思います。

しかし、厳しい言葉をかけられながら大人になったアジア人が子どもを持ったとき、突然超ポジティブ人間に生まれ変われるわけではありません。

育った環境や文化に左右されるのは致し方ないことですよね。

 

欧米の底抜けに明るい発想を取り入れてみたい…とは思うけど、実際言うほど簡単ではないよね

 

メキシコ人の見解

そして、日本人同僚から日本語を教えてもらっているメキシコ在住の友人は、こんなことを感じているそうです。

それは、日本人がよく言う「頑張れ」という言葉。

 

日本人は真面目な人が多いからこそ、この「頑張れ」っていう言葉はなくした方がいいのではないか。
言う方も言われる方も高い目標をイメージしてしまい、達成できなかったときの落胆が大きいのではないか。
それよりも、自分たちの母国語であるスペイン語にあるような「気楽にやろう」「少しがんばったら休もう」みたいな言葉がけが広まったら、真面目な日本人も気持ちが楽になるのではないかとのことでした。

 

本質突かれすぎてぐうの音も出ん

 

 

 

 

 

おわりに  

厳しく真面目な考え方をしてしまうのが日本文化だとしても、欧米のハッピーポジティブ文化を取り入れるのが難しいとしても、英語のポジティブ表現を積極的に使うことで必ず変化があります。

だって常にポジティブな言葉を発したり、常に子どもを褒めたりしていたら、そこにネガティブな呪いがかかることってありえないんですから。

 

英語のポジティブ表現をたくさん使っておうち英語も成功させながら、明るくハッピーな毎日を手に入れましょう!