この記事では、おうち英語の取り組みの1つ「アルファベットカード」の作り方から遊び方、その効果までご説明します。
インプットだけではなかなか実用的な英語力はつきません。
アルファベットカードを通して気軽に楽しくアウトプットの機会を作り、メキメキ英語力を育てていきましょう!
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アルファベットカードとは?
アルファベットカードとは表にアルファベットを1文字、裏にそのアルファベットから始まる単語とイラストが描かれた、日本のかるたのようなカードのことです。
わが家で作ったのはこんな感じ。
このアルファベットカード、作るのも簡単な上にゲーム感覚で遊べて、さらに語彙力をつけるトレーニングにもなる、とっても効率的な遊び道具なんです。
アルファベットカードを作ってみよう
アルファベットカードは紙とペンさえあれば簡単に作れます。
お子さんに任せられる作業も多いので、おうち時間にぴったり!
- 紙
- ペン
- はさみ
まず、紙をカードサイズに切ります。(はじめからカードサイズの紙を使う場合は、切る必要はありません)
そして表にアルファベットを、裏に単語とイラストを描いていきましょう!
お子さんが絵を描くのが好きであれば、イラスト担当に任命してあげてください。
上手に、完璧に仕上げる必要はありませんので、気軽に楽しく作ってみてくださいね。
A~Zだと地味に道のりが長いかもしれませんが、お絵描きが好きなお子さんと一緒ならあっという間にできてしまいます。
子どもが飽きるまでかなり時間も稼げるので(笑)、あっという間に数時間経っていたなんてことも。
おうち時間や雨の日にもぴったりなお遊びになるよ
シンプルで描きやすいお絵描きのネタをまとめてみたので、活用してみてくださいね。
- A:Apple(りんご), Airplane(飛行機), Ant(アリ)
- B:Ball(ボール), Bus(バス), Banana(バナナ)
- C:Cat(猫), Carrot(ニンジン), Cup(コップ)
- D:Dog(犬), Door(ドア) , Dance(ダンス)
- E:Egg(卵), Eat(食べる), Eyes(目)
- F:Fish(魚), Fruit(果物), Flower(花)
- G:Glasses(メガネ),Grapes(ぶどう), Girl(女の子)
- H:House(家), Hamburger(ハンバーガー), Hat(帽子)
- I:Ice cream(アイス), Interview(インタビュー), Itchy(かゆい)
- J:Juice(ジュース), Jacket(ジャケット), Jump(ジャンプ)
- K:King(王様), Key(カギ), Knees(ヒザ)
- L:Laugh(笑う), Leaf(葉っぱ), Letter(手紙)
- M:Milk(牛乳), Mouth(口), Money(お金)
- N:Notebook(ノート), Nails(爪), Nose(鼻)
- O:OK(オッケー), Onion(玉ねぎ), Octopus(タコ)
- P:Pig(ブタ), Pen(ペン), Pizza(ピザ)
- Q:Queen(女王様), Quiet(静かに), Question(疑問)
- R:Rabbit(ウサギ), Rice(ご飯), Rain(雨)
- S:Sun(太陽), Strawberry(いちご), Spoon(スプーン)
- T:Toilet(トイレ), Table(テーブル), Traffic light(信号)
- U:Umbrella(傘), Up(上), Underwear(下着)
- V:Vanilla(バニラ), Vegetable(野菜), Vacuum(掃除機)
- W:Watermelon(スイカ), Walk(歩く), Water(水)
- X:Box(箱), Taxi(タクシー), Fox(キツネ)
- Y:Yawn(あくび), Yolk(卵の黄身), Yogurt(ヨーグルト)
- Z:Zebra(しまうま), Zoo(動物園), Zigzag(ジグザグ)
アルファベットカードの遊び方
遊び方も子ども向けでとてもシンプル。
出来上がったアルファベットカードを並べて、 「Where is A?(Aはどこ?)」「Let's find B!(Bを探そう!)」と、アルファベットを探す競争をしてみましょう!
はじめはアルファベット側を上にして、初級者レベルで遊んでみてください。
慣れてきたら、アルファベット側を下に向けて探してみると…あら不思議!少し難易度が上がってさらに楽しく!
お子さんが見事カードを見つけたら、裏返してイラストを見ながら単語を読み上げることで、アルファベットとイラストがリンクし、そのアルファベットから始まる単語もついでに記憶に残すことができます。
Aのカードに Apple を描いた場合、繰り返していくうちに Apple と A が結びついていきます。
そして自然と、A というアルファベットを目にしただけで Apple や Apple のイメージ映像が浮かぶようになるというフェーズに到達するのもあっという間です。
ひと手間増えますが、読み札となる A~Z のカードを簡易的に作ってみるのも遊び方の1つ。
読み札を読んで同じアルファベットを探してもらうという、まさに日本のかるたと同じ遊び方もできます。
お子さんの好みで遊び方をアレンジしてみてくださいね。
アルファベットカードの効果
自分で作ることで習得率アップ
パパママと一緒に手作りするというのが、子どもの関心をキャッチできる一番のポイント。
絵もきれいでちゃんとした既製品のほうが良いという気持ちもわかりますが 、きれいでちゃんとした既製品というのは、子どもにとってそこまで特別感も愛着もありません。
おもちゃ屋さんで買ったおもちゃよりも、べこべこに潰れたペットボトルやティッシュケースの方がよく遊んでくれるのが子どもってもんですよね(笑)
手作りのアルファベットカードは、自分で描いた!自分で色を塗った!など、お子さんの思いが詰まった特別な遊び道具になります。
ムスコとアルファベットカードを作ったときも、どの絵をどんな理由でどの色に塗ったのか結構覚えているみたいで、作った時の感覚でカードを当てたりしていました。
作った記憶を頼りにカードを当てるのは根本的な習得にはならないと思われがちですが、こういう前向きなモチベーションで遊ぶという姿勢そのものが大事なプロセスになりますよ。
記憶とともに単語を覚えられる
フラッシュカードという勉強法を聞いたことがありますか?
単語やイラストなどが書かれており、短時間で次々とめくって見せることで反応速度や知識量の増加を目指すもの。*1
赤ちゃんなどの早期教育でよく行われているものなのですが、わたしはこの手の"お勉強"が苦手で、子どもにも一切してきませんでした。
このアルファベットカードは、フラッシュカードほど脳の活性化目的ではないものの、記憶力を使った同じ仕組みで一定の単語習得の効果があるんです。
わたしのように「フラッシュカードで特訓するほどの教育は抵抗がある」というパパママにとってもアルファベットカードは手軽でおすすめ!
おわりに
わが家でも取り入れているアルファベットカードの作り方から遊び方のご紹介でした。
お絵描きをする、色を塗る、はさみを使うなど、自分で作るという過程に焦点を当てたアルファベットカード。
おうち英語の良い教材になることはもちろん、五感を使って英語に関わることでおうち英語のクオリティーがさらに上がるでしょう。
動画を見るだけとか、ワークを解くだけとか、インプットにばかり集中していてはなかなか実用的な英語力はつきません。
インプットに慣れてきたり、おしゃべりが早そうなお子さんは積極的にアウトプットを取り入れた活動も始めていきましょう!
アルファベットカード遊びは、そんなアウトプット活動の入門の1つです。