留学期間は人それぞれですが、「3ヶ月のホームステイって意味あるかな」「半年のみの留学で何か変わるのかな」と心配されている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、短い留学期間でも最大限に英語力を伸ばせる3つのポイントについてお伝えしていきます。
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留学は時間の長さより「質」
留学期間は必ずしも長ければいいというものではありません。
「〇年行くのだから英語力もつくだろう」と留学期間だけを重視して飛び立ってしまっては、何年間海外にいても英語力は伸びないでしょう。
一方で質を重視した留学生活を送れる人は、たとえ数ヶ月の滞在だとしても劇的に変わって帰国することができますよ。
日本の英語教育下で小学生~中学生から英語を始めたわたしたちも、単語はある程度知っているのに会話はできないパターンが多いですよね。
これはまさに長年英語学習をしてきたという「時間の長さ」で安心し、中身がスカスカだった例の1つ。
時の流れに身をまかせて留学生活を送ってしまうと、このパターンと同じ結果に終わってしまいます。
では、質のよい留学生活とはどんなもの?どんなことをすれば良い?
そのポイントを3つお伝えしていきます。
短期間で英語力を伸ばす3箇条
数ヶ月や半年という短期間留学でも最大限に英語力を伸ばせるポイントは
- 事前に現地の授業を疑似体験すること
- 現地では毎日英語を使うこと
- 日本語をNGにすること
以上の3つ。
1. 事前に現地の授業を疑似体験
現地に着くと、楽しみにしていたはずの留学生活が緊張と不安で覆い隠されてしまうこともあります。
教室に入るだけでドキドキしたり先生の話が全然頭に入ってこないなど、数日~数週間は心ここにあらずな時間が続いてしまうかもしれません。
こういう初心も大事なんだけど、せっかく現地に来たのにこんなことで時間を使いたくないというのが本音だよね
現地に着いた瞬間から留学生活は始まっています。
その時間を最大限有効に使うためには、出発前に現地の生活を疑似体験しておくことがとても大切。
方法は簡単で、Youtube で「英語 語学学校 授業」などと検索して出てくる動画を毎日見る習慣をつけておきましょう。
実際の語学学校の動画だったり、ホームスクール形式の動画だったり、授業のレベルも様々ですので、自分の行く留学先の授業形態に近いものを選んでくださいね。
先生の話すスピードや授業の雰囲気などが留学前にある程度わかるので、現地で本物の授業を受けるときの緊張度がだいぶ違ってきますよ。
2. 現地では毎日英語を使う
現地では毎日英語を使うことを徹底してください。
外に出たり、ホームステイ先の家族と会話をしたり、学校が休みの日でも現地の友人と過ごす機会を作りましょう。
平日もただ教室で授業を受けるだけではなく、クラスメイトや先生と週末の予定や出来事などたわいもない話をしてみてください。
英語力がメキメキつく人がやっている2つの心得として、こちらの記事でもご紹介しています。
語学学校の留学生はみんな英語を学びに来ている同じ立場の人達なので、プレッシャーを感じず単純に会話を楽しめますし、現地の学生や先生はあなたが積極的に英語を学んでいることを知っているので、いろんな話題を提供してくれるでしょう。
町に繰り出して、カフェやスーパーで店員さんとコミュニケーションを試みるのも◎
商品の場所を聞く
おすすめを聞く
日本人に合う服のサイズについて聞く
読めない商品名について聞く
などなど、話しかけるいろいろなきっかけがあります。
来たばかりで町を散策中ということを伝えれば、おすすめのお店などを教えてもらえるかもしれません。
日本では、初対面の店員さんとお客さんが親しく話す光景はあまり見られませんが海外では至って普通。
店員さんとの会話ぐらいで英語力が伸びるの?と思われがちなのですが、実は言語習得ってそういうことの繰り返しなんです。
難しい長文英語を解くのではなく、単純な会話をとにかく回数こなす。
週1回の英会話教室よりも、1日30分英語に触れる方が効果が高いのと同じ。
着実に伸びますから、このようなちりつもを意識してみてくださいね!
そして、語学学校によってはランゲージパートナー制度が整っているところもあります。
ランゲージパートナーとは、現地のボランティアさんが留学生の英会話相手としてパートナー契約を結び、個人的に連絡を取り合ったり会話練習をしてくれる制度。
無料でネイティブのマンツーマンレッスンがいつでも受けられるという、大変ありがたく活用しない手はない制度なんです。
わたしも留学当初からランゲージパートナー制度を利用しており、パートナーの方とランチをしたり公園へ犬の散歩に行ったり、おすすめのカフェもたくさん教えてもらいました。
自分で話しかけて作った友人ではなく、ランゲージパートナー制度の事務局でマッチングしてくれた相手なので、その制度がなければ出会えなかったとても貴重な相手。
年齢も所属も何もかも違うからこそ英会話以外にも学ぶことが多く、本当に素敵な時間を過ごさせてもらいました。
そして数ヶ月後には、学校内のランゲージパートナー制度でわたしも活躍させてもらうことに。
フランス語圏から来た留学生グループのランゲージパートナーとして、英会話の練習相手になったり話題を提供したり、現地のおすすめスポットを教えたり…自分も留学生なのにとても貴重で光栄な経験をさせてもらいました。
ランゲージパートナー制度は学校内外いろいろな方との出会いがあるので、それだけ今後の選択肢やチャンスも転がっています。
わたしの友人は、ランゲージパートナーになった方と交際に至ったりしていました。
もし留学先でランゲージパートナー制度が整っていたら、ぜひ活用してみてくださいね。
3. 日本語をNGにする
短期間留学の最大の敵は英語に触れられない時間。
そう、日本語を使ってしまうことです。
短期間の留学ならなおさら、日本語を一切使わないぐらいの勢いで英語にどっぷり浸かる覚悟が必要。
日本語を使っている時間は、英語の伸びがピタッと止まってしまうからです。
日本語を話す相手とはなるべく離れて過ごすようにし、英語を使うことを常に意識するようにしましょう。
日本人の仲良しグループを作って過ごすようになったりすると、それだけで留学生活が終わってしまうよ。
出会いを大事にすべきなのはもちろんだけど、留学という限られた時間の中ではちゃんと優先順位をつけよう!
おわりに
短い留学期間中、1秒たりとも無駄にしないためにできることは現地にいる時間を120%活用すること。
どうするか迷ったら、 それは日本でもできることか、それともここでしかできないことか 自問自答してみてください。
日本でできることをわざわざ留学先でするのはあまりにももったいないのです。
短期間の留学はあっという間に終わってしまいます。
しかし、短期間でもしっかりと英語力を伸ばすための熱量と覚悟で臨めば、「あっという間に終わってしまった」という気持ちよりも「こんな短期間でよく頑張った」と思うことができます。
留学する期間に惑わされず「質」で勝負することができれば、現地パワーで英語力はメキメキ伸びるのです!