ママとこどものおうち英語

英語習得は「おうち英語」がいちばん!

【英語の読み聞かせ】「どうやって?」を全部解説します

おうち英語で、英語絵本の読み聞かせは取り入れていますか?

英語動画を見せたり、簡単な英語フレーズを日常的に使ってみるよりも少しだけハードルが高い読み聞かせ。

 

育児の中で取り入れることで、こういったことが期待できます。 

  登場人物の気持ちや状況を思い浮かべることで、想像力が高まる
  登場人物の気持ちに寄り添うことで、感情豊かになる
  日常会話では聞かない言い回しや言葉を聞いて、語彙力が高まる
  1冊の本をゆっくりと読み続けることで、集中力が高まる

 

どれも「絵本」を通してだからこそ育つ大切な能力ばかり。  

もし英語絵本に興味がありましたら、ぜひおうち英語の取り組みに仲間入りしてみてくださいね。

 

 

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英語絵本の読み聞かせは「できれば」でOK

読み聞かせは、英語を読むことに抵抗がない限りなかなかトライできるものではありません。

母国語の読み聞かせですら得意不得意がありますから、英語となればなおさら難易度が上がってしまいますよね。

実は、おうち英語に読み聞かせは必須ではありません。

もちろんするに越したことはないですが、そんなこと言ったらありとあらゆることが

「するに越したことはない」に分類されてしまいます。

読み聞かせは、あくまでおうち英語の取り組みの1つ。

教材を使う家もあれば英会話教室に通う家もあり、英語の読み聞かせに力を入れる家もある。

そんなものだと捉えていただき、英語絵本に興味がある方はこの記事を参考にしていただければと思います。

 

英語絵本を選ぶときの2つのポイント  

上手に発音もできないし、子どもを惹きつける読み方もできない!

というパパママ向けに、読み聞かせのしやすい英語絵本の選び方をご紹介します。

   

ポイント1:繰り返し表現の多いお話

同じ表現が何度も出てくる本は初心者向けな上に実用的。

繰り返される表現は日常的によく使う文であることが多いので、何度も何度も耳にすることがアウトプットへの近道にもなります。

   

発音合ってるかな?と気になっても、繰り返される表現を重点的に練習できるので、パパママのリーディング力と発音スキルも同時にアップ!

   

読みやすいのはこういった絵本。 

HUG というワードのみで構成されたシンプルな絵本。

語彙力を増やすというより、とても大切な意味を持つ一言「HUG」を繰り返し聞いては口に出してみる、というとても基本的な学びになります。

家族でHUGの習慣もつければ、子どもにとって大好きな言葉になること間違いなし!

 

有名どころですが、こちらもずっとおすすめされている「繰り返し表現」の代表的な絵本ですよね。   

わが家でも繰り返し図書館で借りて、何度も何度も読んでいます。

What do you hear? という疑問文は、しばらく子ども達の間でブームになったほどでした!

 

Polar Bear, Polar Bear, What Do You Hear? と同じシリーズの絵本。

Polar Bear のが Hear(聞こえる)だったのに対し、こちらは See(見える)がテーマになっています。 

 

絵柄も文章も似ているので、セットで読み聞かせをすると効率もアップです!

 

 

 

 

ポイント2:まずは言葉より「視覚」  

発音に自信がない、発音にはあまり注目してほしくないというパパママには音がそれほど気にならない、目で楽しめる絵本を選ぶというのも手です!  

 

音はBGMのように聞いてもらうだけにして視覚で楽しむ!という方法はパパママにとっても負担が少なくてやりやすいですね

 

英語の音を聞いてもらいたいのに視覚で楽しむなんて効果が半減しそう…と思われるかもしれませんが、 実際に絵本の読み聞かせをしていて、100%耳をこちらに傾けて聞いてくれるお子さんがどれくらいいるでしょうか? 

勝手にページをめくったり、飽きたら別のことをし始めたり、読み聞かせにはそういうハプニングがつきものだと思います。 

 

なので、視覚で楽しむことがメインになる絵本選びでもまったく心配いらないんです◎◎

  

大事なのは、BGMのようになってしまっても子どもがあまり聞いていなくても「読み続けること」。

これに尽きます。  

 

目で楽しむその絵本と、うっすら聞こえてくるパパママの音読が徐々に頭の中で結びつくことで、絵と英語が関連付けられるようになっていきますよ。
インプット作業は、ちりつもです!

 

読み聞かせるタイプの英語絵本ではなくても、こういった能動的な取り組みを促す本もGOOD☆

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Let's find a big and yellow vehicle!(大きくて黄色い乗り物を見つけよう!)

Point at 5 little ladybugs!(5匹の小さなてんとう虫を指さしてみよう)

というふうに、英語でお題のものを探すゲームができる絵本です。

スーパーのワゴンセールで破格でした!(後述するのでここでは割愛します)

 

読み聞かせをする3つのポイント  

たった2つのポイントを意識するだけで、英語が苦手でも読み聞かせのクオリティーが格段にアップします! 

日本語とは何もかもが違う響きだからこそ難しいこともありますが、意識し続けることで上達しますので、トライしてみてくださいね!

 

ポイント1:抑揚をつけよう  

英語と日本語の決定的な違いは、抑揚があるかないか。

比較的平坦な音の日本語に対して、英語はアップダウンが激しいですよね。 

難しいところなのですが、それが読み聞かせの質を上げ、さらに英語力向上の大切なポイントにもなってくるんです。

絵本を通して、全体的な英語の音を体得できるようにしたいですね! 

 

抑揚をどのようにつけるかというと、あいさつで言えば以下の赤字部分を強めに言うのがポイント。

Hi, how are you?」

「Good, thanks. How are you?」

 

まず、Hi は挨拶なので力強く。

続いて How are you? という一連の言葉は are にアクセントが来るので、are を強めに。  

そして相手の人に渡って、Good は How are you? に対する返答なので強調します。

そして次の How are you? は、最初の How are you? とは違って you が強くなります。

これは、同じ How are you? でも「私は元気。あなたは?」と、今度は相手に聞いているということを強調するために、you にアクセントが来るんです。   

 

you? のところで手のひらを上にして相手に向け、より「あなたは?」感を強めるジェスチャーも使えますね

   

強調すべき箇所と、ゴニョゴニョッと読んでも問題ない箇所を見極めながらメリハリをつけて読んでいくのが大切です。 

 

ポイント2:繰り返し表現を強調しよう  

絵本の選び方でも紹介した「繰り返し表現」 。

繰り返し表現はその本の基盤となるポイントなので、しっかり強調して読んでみてください。

繰り返し表現の部分がその本の一番大切な部分と言っても過言ではありません。

その部分だけ声を大きくしてみたり、大きな動きでページをめくってみたり、子どもにとっても「来た!この言葉!」と思ってもらえるような演出ができるとより楽しくなるでしょう。  

 

 

 

 

 

ポイント3:読み聞かせ動画を使おう

読み聞かせのポイントを押さえたとしても、母国語でない言葉での読み聞かせは自信も持てないしストレスになりそう…というパパママは、ぜひネイティブ英語の読み聞かせ動画を活用してみてください。

 

最近話題の読み聞かせチャンネル、Storytime Online

なんと世界のハリウッドスターたちが読み聞かせを披露してくれるという、パパママも聞き入ってしまう贅沢な動画です。

 

そして、ディズニープリンセスが大好きなわが家のムスメが好きな読み聞かせ動画がこちら。

www.youtube.com

www.youtube.com

このシリーズは、KIDS Games Factory という動画チャンネルにアップされているもの。

こちらのチャンネル、普段はゲーム画面を映すだけの動画が多いのですがこういった読み聞かせもあるようで、ありがたく視聴しています。

こういった読み聞かせ動画はもちろん無料ですが、音源(CD)付きの絵本も売っていたり図書館で貸し出していたりするので、そういったものも活用しながら英語絵本の楽しみをおうち英語で知るきっかけにしてくださいね。

 

絵本はどこで買う? 

意外とみなさんがお悩みなのが、どこで買ったらいいの~!?問題。f:id:englishforkids:20200321221702p:plain

輸入品なので、日本語の絵本や和訳された絵本と比べて気軽に出会えるものではありません。

どこで買ったらいいのか分からないからトライできずにいる…というパパママも多いのではないでしょうか。

わが家で利用している絵本の入手先についてご紹介していきます。  

 

方法その1:図書館  

おうち英語、バイリンガル育児などが徐々に広まりつつある昨今、地域の図書館で「英語児童書」のコーナーを設けているところも数多くあります。  

洋書を取り扱っているとなると比較的大きい図書館でないと難しいかもしれませんが、お住まいの地域の図書館を調べてみてください。

 

方法その2:大型書店やブックオフ

関東で言えば 八重洲ブックセンター や丸の内オアゾの丸善、神保町の三省堂書店などの大型書店にも英語絵本は豊富です。

そして、ブックオフなどの古本屋にも取り揃えられていることがあります。

ラッキーなことに、英語絵本は英語育児をしている家庭にニーズが偏ってしまうからなのか、お値打ち品が多いんです。

 

方法その3:インターネット  

今はインターネット何でも買えてしまう時代なので、手軽に入手することができるようになりました。

ただしインターネットで購入する際は、本を下調べすることが必須です。

たとえばこんな落とし穴があったりするのです。

  輸入品、しかも書物なので返品ができない可能性が大
  絵本だと思って買ったら小説だった、または逆パターン
  そもそも本じゃなくてCDだったというパターン

    

わたしは、図書館のオンラインシステムで本を予約した際このミスをしまして、取りに行ったらCDだったということが一度ありました。図書館でよかったけど、買ってしまっていたら後悔してたな…

  

買おうとしている本をネットで検索してみて、自分が買おうとしている本と合致しているかどうか調べておくことをおすすめします。   

 

方法その4:ワゴンセール  

わが家でよく利用しているのが、スーパーや駅ビルで行っているワゴンセール。

先ほど紹介したこの本も、  

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ワゴンセールで買ったものです。

こんなにコンテンツが豊富で子どもも長年楽しめるものなのですが、お値段¥700 !

購入したときはまだ上の子が赤ちゃんだったのでお試し感覚で買ってみたのですが、もっといろいろゲットしておけばよかったです。

 

テナントに書店が入っているショッピングモールなどの複合施設では、ワゴンセールにこういった掘り出し物がたくさんあります。  

英語育児、英語教育が普及している昨今でも「本」となるとなかなか手を出す人がいないのか、売れ残ってワゴンに置かれていることが多い気がします。

お近くにありましたら、ぜひ吟味してみてくださいね。

  

 

 

 

 

おわりに

英語絵本の読み聞かせは別にしなくても大丈夫。

そう感じながら読んでいただけたことで、「余裕ができたらやろうかな」「子どもがアルファベットを読めるようになったら楽しそうだな」なんて思っていただけたのではないでしょうか。

それぞれのご家庭でできる範囲のことから始めて、それがいずれ親子で英語絵本に興味を持つきっかけになったらステキですね!

読み聞かせ以外にも、おうち英語の方法はたくさんあります。

その中の1つだという程度で、この記事についても頭の隅に置いておいていただけたら嬉しいです。