おうち英語で、オノマトペは使っていますか?
ギザギザ、きらきら、ピカピカ、プップー、など物のようすや動いてる状態を音で表すのが「オノマトペ(=擬音)」です。
実はオノマトペって、おうち英語で大活躍する大事なツール。
少しでも知っているだけで会話が盛り上がったり伝わりやすくなったり、何より子どもにとって簡単で使いやすいので、気軽に取り入れられます。
こんにちは
ブログ訪問、ありがとうございます
運営者の ペグ です。
プロフィールはこちらからどうぞ
オノマトペは初心者英語にぴったり
日本語のオノマトペは、わたしたちも小さな頃から家庭で使ってきたものばかり。
「✨」←この状態が「キラキラしている」と表すことにもなんの抵抗もなく、オノマトペを自然と認識できるようになっていますよね。
物が動く様子た状態、目に見えるものを言語化したものなので「イメージ」で覚えやすいんです。
英語をイメージで覚える重要さについては、こちらの記事で詳しくお話しています。
気になる方はリンクに飛んでみてくださいね。
www.english-for-mamatokodomo.com
おうち英語で使えるオノマトペ
オノマトペが英語初心者にぴったりだとお話しましたが、おうち英語で語りかけをしているパパママでにオノマトペはおすすめ。
英語絵本や動画によく出てくるものや、日常会話でよく使うオノマトペをまとめてみました。
動物の鳴き声や仕草のオノマトペ
犬の鳴き声:Bow wow(日:ワンワン)
猫の鳴き声:Meow meow(日:ニャーオ)
ライオンの鳴き声:Roar(日:ガオー)
ブタの鳴き声:Oink oink(日:ブーブー)
牛の鳴き声:Moo moo(日:モーモー)
にわとりの鳴き声:Cock-a-doodle-doo(日:コケコッコー)
カエルの鳴き声:Ribbit ribbit(日:ケロケロ)
動物が穴を掘る音:Dig dig(日:???)
動物がにおいを嗅ぐ音:Sniff sniff(日:クンクン)
ハチが飛ぶ音:Buzzzzzz(日:ブーンブーン)
動物は、日本語と同じように鳴き声や動きなど、いろんな表現にオノマトペが使われています。
日本語とだいぶかけ離れた音が多くなかなかしっくり来ないかもしれませんが、英語絵本を読んでいるご家庭では聞きなじみのあるものも多いのではないでしょうか。
ちなみにわが家の子ども達は英語教育のない幼稚園に通っていたので、動物の鳴き声は日本語を優先的に覚えてもらうようにしていました。
何もかも英語優位で教えるのではなく、これは日本語のほうが大事そうだと思うものは英語のプライオリティーを落としても大丈夫です!
おうち英語の会話では、ごっこ遊びなんかでこんなふうに取り入れることができます。
Look! The lion is roaring!(見て!ライオンがガオー!って鳴いてるね)
What do pigs say? They say oink oink!(ブタはなんて鳴く?正解はoink oinkだよ!)
Careful! I saw a bee buzzing around here.(気を付けて!さっきこのあたりでハチがブンブン言ってるのを見たよ!)
人や物の状態のオノマトペ
キラキラ:Twinkle, Glitter
ピカピカ(点滅):Blink blink
ザーザー:Pour
ポタポタ:Drip
ゴロゴロ(カミナリやお腹の音):Rumble
パタパタ:Flip-flop
ぽっちゃり:Chubby
つやつや:Silky
人や物の状態を表すオノマトペは、日常生活で使う頻度が高いもの。
正しい英語がとっさに頭に浮かんでこなくても音を活用して伝えることができるので、オノマトペのほうが覚えやすければまずそちらからおうち英語に取り入れてみるのも良いアイデアです。
It's glittering!(キラキラしてるね)
Did your tummy just rumble?(今お腹グゥって言った?)
Your skin is so silky.(あなたのお肌つやっつや)
物や人が動いている状態のオノマトペ
バシャバシャ:Splash splash
バーン:Bang!
シュッポシュッポ:Choo choo
プップー(クラクションなど):Beep beep!
ぴょんぴょん:Jump jump
ベチャッ:Squash!
ピッピッ(機械の操作音):Dit dit...
ガッシャーン!(衝突音):Crash!
ガタンゴトン:Clickety-clack
ヒューヒュー(風の音):Swish swish
物や人が動いている状態のオノマトペもまた、日常的に頻出する表現です。
汽車や電車、クラクションの音など、英語の動画でもよく出てくる音なので、コンテンツをかけ合わせればあっという間に聞き慣れることができます。
おもちゃの電車を走らせながら「Choo choo!」と言葉にしてみたり、こんなふうに語りかけに取り入れてみることも。
You are not supposed to splash water on someone, okay?(人に水をバシャバシャしちゃダメよ、分かった?)
Wait! Your car is going to... Oh! Crash!(待って!あなたの車・・・うわ~!ガッシャーン!)←ミニカー遊びなどで
Look, that car is beeping the horn. I wonder why.(見て、あの車プップーって鳴らしてる。なんでだろうね)
人が発するオノマトペ
はぁ…:Sigh
ゴホンッ:Ahem ahem
フゥ~:Phew
グーグー(いびき):ZZZ
オエッ:Yuck!
日常会話の中で非常に役立つ音なので会話の合間に入れることもでき、覚えてしまうと使いやすいです。
Sigh...I feel sick.(はぁ…体調悪い)
Phew! We made it (フゥ~!間に合った~!)
Yuck! I can't eat it !(オエッ!これ食べれない!)
物の感触を表現するオノマトペ
さらさら:Smooth
ふわふわ:Fluffy
ネバネバ:Sticky
もちもち:Chewy
サクサク:Crispy
ギトギト:Greasy
Smooth や Crispy など日本語で普通に使われている言葉もあるので、比較的トライしやすいのではないでしょうか。
I love this fluffy pancake!(このフワフワパンケーキ大好き!)
The bubble tea is chewy.(タピオカはモチモチしている)
My fingers are all greasy after I ate fried chickens!(からあげ食べたから指がギトギト!)
オノマトペはおうち英語にぴったり
オノマトペは子ども向けの英語動画やアニメ、絵本でもよく使われる表現なので聞きやすく、親しみやすく、アウトプットもしやすいのが特徴。
英会話が苦手だったり、文章で話すのはハードルが高い!というパパママも、お子さんと一緒にオノマトペを使うところから始めてみるというのも1つの手段です。
ここまでオノマトペを見てきた中でお気づきの方もいるかもしれませんが、実は英語のオノマトペってそのまま動詞として使えるんです。
日本語でライオンの鳴き声のオノマトペは「ガオー」ですが、動詞は「吠える」ですよね。
ところが英語だと、オノマトペも動詞も「roar」になります。
「The lion is roaring.」という文章は、「ライオンがガオーと言っている」にもなれば「ライオンが吠えている」にもなるので、日本語よりも統一感があって分かりやすいのです。
こちらの記事でお話しているように、日本語は同じ意味でも違う言い回しをする言葉が多いので(例:ワンワンと犬など)子どもが使ういわゆる赤ちゃん言葉をいずれ直さなければいけませんが、英語は最初から同じ単語を使うケースが多いので直す手間がないんです。
考えようによっては、オノマトペも最初から英語で覚えてしまう方が楽だというわけです。
おわりに
日本語よりも統一感があってコミュニケーションにぴったりなオノマトペ。
日常会話で活用して、おうち英語をさらに楽しくスムーズにしていきましょう。