子どもに通わせたい習いごとランキングで常に上位をキープしているのが「英語」。
英語が苦手だったパパママが、子どもにはきちんと身につけてほしいと願い通わせるご家庭が多いようです。
しかし、高いお金を払って週に1回英語を習いに行くよりも抜群に効果を感じられるのが「おうち英語」だということはご存知ですか?
この記事では、そんな最強の英語教育法「おうち英語」について徹底解説します。
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習いごととおうち英語の明確な違い
習いごととおうち英語、普通に考えれば習いごとのほうが価値も効果もあるように思えますよね。
では、習いごととおうち英語はどのように違うのか?そして、どうしておうち英語のほうが効果があるのか?詳しく説明していきます。
1. 英語を「日常化」できるか
英語の習いごとは週に1~2回であることが多いと思います。
正直、たったそれだけの頻度で英語を習ったところで身につく可能性はほぼ無いに等しいでしょう。
言語習得には2000時間のインプットが必要だといわれているのに、週に1回1時間やそこらの英語レッスンを受けても2000時間に達するには40年以上かかる計算に…
一方でおうち英語というのは、英語を日常的に使いながら「英語というのはただの言葉なんだよ」と子どもに認識してもらうための英語教育法。
週に1回1時間などではなく、家で過ごす時間のあらゆる場面に英語が散りばめられており、まさに「英語とともに生活をする」ことが叶うのです。
おうち英語なしで英語を習っているだけのご家庭では、子どもは英語教室にいる間だけ英語を使うことになります。
英語を使うといっても先生の簡単な指示を理解できるようになるだけで、実際に英語を使ったり密なコミュニケーションを取ることは少ない場合もあるでしょう。
英語教室を離れたら一番身近な日本語という言語に戻れるので、結局日常化できているのは日本語のみ…ということになってしまうのです。
おうち英語で家も外も関係なく英語を日常化することができれば、いつしか英語と日本語が横に並んだイメージとなり、双方の言語を違和感なく使うことができるようになります。
英語を「日常化できるかどうか」というのは、英語を「楽しむ」よりもずっとずっと大切な要素なんです。
英語を習っていても、家で細々と英語タイムを設けることができたら理想的ですね。
2. 子どもに合わせてやり方を変えられるか
子どもの興味・関心に合わせて柔軟にやり方を変え、あれこれ試行錯誤できるのもおうち英語の魅力の1つ。
英語教室に通っているご家庭では、なかなか子どもの英語力を把握できないもの。
現段階で、どういう声掛けに英語で答えることができて、どの場面での英会話が苦手なのか?これらを身近なパパママがしっかり把握しケアしてあげることが、英語習得には大切。
なぜかというと、英語はコミュニケーションツールだから。
家族間でのコミュニケーションは、言うまでもなく大事なものですよね。
パパママとのコミュニケーションによって、子どもの心が育まれていきます。
なのにそのコミュニケーションを先生に丸投げしていては、伸びしろがあっても伸びません。
子どもの英語力を常に把握し、かけ流しする動画の英語レベルを調節したり、語りかけのバリエーションを増やしてみたり、まさにオーダーメイドの英語教育ができるというのも、おうち英語のメリットの1つなのです。
子どもが英語教室で先生の言っていることをどれくらい理解しているか、英語教室を楽しめているか、何が楽しいのか、4技法(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)のうち何が得意なのか、把握できていていますか?それを把握しパパママがフォローすることで、子どもの英語力は伸びますよ!
3. 長く続けられるか
英語教室はしっかりとした教材でプロに学べるのが魅力の1つ。
でも、「子ども英語教室」をこの先何十年も続けるわけにはいきませんよね。
小学生になれば授業や部活動、友達との時間で忙しくなりますし、中学に上がれば受験などでもっと時間は制約されていきます。
諸事情で英語教室を辞めることになったとき。
実は一番危険なのがこのタイミングなんです。
英語力というのは、自転車のように「幼少期に習得しておけば安心!」というものではありません。
留学経験者でも、帰国子女でも、英語を使う機会が減れば減るほど英語力はみるみる衰えていきます。
英語教室を辞めることになったあとに待ち構えているのがその「英語力の衰え」。
ここで適切なケアをしていかなければ、何年も高いお金を払って習ってきた英語力は日に日に消え去っていくのです。
そこで、長く続けられる英語教育というのがおうち英語というわけです。
おうち英語は、家でしっかりと英語を指導する!という方法ではないので、細く長く、ゆる~く毎日続けていればいいだけ。
日常生活に支障がない程度に、それぞれの家庭の生活スタイルに合わせて長く継続していくことができるというメリットもあるのです。
おうち英語でかけ流しをしたり、1日のうち一部の時間を英語タイムにしたり、そういう小さな取り組みをコツコツと続けてきた家庭の子どもは、それが「日常」になります。
英語教室という濃い英語環境がパッタリなくなるよりも、1日1時間の英語タイムを何十年も続ける方が、子どもの中にしっかりと英語が根付いていきますよ。
英語教室を辞めたあとにおうち英語をスタートしたり、オンライン英会話を始めたり、その後の英語環境を準備しておくようにしましょう!
おうち英語の効果を高めるには
習いごとよりもおうち英語のほうが効果的な理由をお話しましたが、英語を習わずに家で適当に30分動画を見せるだけ…など、極端なやり方を続けてしまっては話が別。
おうち英語の効果を高めるには、まさに今ご紹介してきた「習いごととの違い」を強調すること!
- 英語を「日常化」する
- 子どもに合わせてやり方を選んでいく
- 細く長く続けていく
「日常化すること」と「細く長く続けていくこと」は、慣れればそう難しいものではありません。
いつもアンテナを張っていなければいけないのは、2番目の「子どもに合わせてやり方を選んでいくこと」。
実はおうち英語って、この教材が効果的だから続ける!とかこの動画チャンネルがお気に入りだからリピートする!というこだわったやり方をずっと続けていくよりも、柔軟に方法を変えていくご家庭のほうが成功率が高いんです。
子どもが飽きたら次の手を試す!いつまでも同じレベルの教材や動画を使わない!など、決断力と行動力がとても大事。
試しては失敗…を繰り返していくことで、その過程は決して無駄にはなりません。
時には、昔使っていた教材を数年ぶりに出してみたらハマった!というタイムラグが発生したりするので、パパママがお子さんの興味・関心や性格にアンテナを張っていないとなかなか気づけないことも。
そして、パパママに気づけないことは英語教室でも気づかれることはほぼ無いでしょう。
つまり、パパママが一緒におうち英語をすることで子どもの可能性はいくらでも引き出せるということなんです。
そんな効果的なおうち英語のやり方は、当ブログでたくさんご紹介しています。これ気になる!と思った記事をぜひ読んでみてくださいね。
おわりに
プロに習うから、高いお金を払っているから、そのような理由で英語力がつくと考えてしまうのは危険です。
それだけで安心して、子どもの英語力を把握せずに何年も通わせ続けてしまうことになりますし、パパママの「英語を習っているから英語は大丈夫」という思い込みと、実際の子どもの英語力が全く比例しないままお金と時間をつぎ込んでしまうことになりかねません。
でも、おうち英語ならパパママの熱意さえあれば必ずぴったり合う方法に出会える!
英語を日常化する中で、子どもに合わせて方向転換をすることができ、相性のよい方法をただ細く長く続けていれば、子どもは着実に英語話者に近づいていきます。